2019年4月10日、東京都千代田区大手町にてキビタス株式会社を創業致しましたのでご報告致します。

創業の背景

当社の社名である「キビタス (civitas) 」の語源は、古代ローマ社会における「市民権」に由来します。古代ローマでは、周辺の都市国家からイタリア半島、さらには地中海全域を支配下に治める中で、ローマ以外の都市の市民に対しても市民権(civitas, キヴィタス)を付与していきました。古代ギリシャではアテネ居住者にのみ市民権を認めていたのと対照的です。帝国内の全自由民にローマ市民権が付与され、これまでローマ市民にのみ適用されてきた市民法が「万民法」としての性質を有するに至りました。その結果、「ローマ法」はローマ帝国の滅亡後においても商取引から紛争解決における普遍的な原則として現在まで尊重され続けています。

それから2000年後、ティム・バーナーズ=リーによりWorld Wide Webが発明され、商取引からあらゆる経済活動まで、最盛期のローマ帝国のようにインターネット(オンライン)の世界が膨張していきました。同時に、様々な問題や紛争が生じ、インターネットを通じてより迅速に、かつ透明性をもって公正に解決するための手段が求められています。2019年、私たちは、インターネットを通じて商取引をめぐる紛争を含む様々な紛争をより適切に解決したいと考え、「ローマ法」にも通ずる、インターネット時代における「市民権」としてインフラとなるべくキビタス(civitas)を創業しました。新たなデジタル時代における司法インフラを新たに構築し、日本・世界のイノベーションを促進する一助となることを目指し、事業を展開してまいります。

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